El camino a Baltimore

ひたすらボケ倒しながらも、日々の想いを整理し、一呼吸おく場

ゼンジー北京脱臼。

大連の公園を歩いてたら突然目の前でトンボが交尾を始めました。

と同時にその左斜め前ではスズメ2羽が交尾のちょうど半ば辺りを終えようとしていました。

その極め付きとしてなのか、スズメに呼応するかたちで隣のベンチで中国人カップルがおっぱじめてました。

大連は今の時期がお盛んです。みなさんの渡航の延期をお勧めいたします。 (外務省だより)

どうも、毛沢山です。

いつぞやの後輩に見習って、日記のレジュメを書いてみます。

#旅行日記(端的に。)
♭大連
♭長沙
♭衡陽
♭桂林

#俺なり今まで行った中での中国都市ベスト5

#新聞を見て思った中国総括。(半ガチ)


ではよろしくお願いします。


<大連>

一言で言うと…空気よし!雰囲気よし!まさに住みたい環境。路面電車超オサレ♪

日本人や日系企業が多いのも頷けます。更に日本語表示が中国語表示の真下に!

北京なら中国語、英語、韓国語 or 仏語の順で日本語なんて相手にされませんが、

ここ大連では日本人の地位が高い!日本人の元植民地だからという事で、わたくしは胸毛を畳んで静かに生活してたんですけど、

かなーり満喫できますた◎ そんな大連でただ一つだけ旅行を妨げたものがあります。

なんと、天津行きの船が存在しないw

もう既に歯車が狂いだした俺の安っぽい旅行計画w

少しでもミスがあったら 即対応できないw まさに計画を立てるのが好きなだけな男、

イニシャルはH.M(比類なき胸毛)

だから完全に自己満のためだけに大連の海岸でお金払って、

一人モーターボートクルージングw しかも他の客はカップルと親子連れww 

胸毛、2008年夏の陣であります。

もう一つ萎えたのが海の汚さw 東京湾の一番きれいな所で人が泳いでるよーww

海鮮ガチでうまくて感動したのに、あの海から取れたのかと思うと…草不可避w

最後に。死ぬ前に大連の吉野家だけは行った方がいいと思います。肉とろけるぅ。

いつも通り、飛行機に運を見放されてる俺は予定より三時間遅れて長沙へ。


<長沙>

長沙は一言で言うと…何もないw まぁちょっと都会だよねー。みたいなw

西漢の時代の女性の屍が超きれいな形で保存されてる博物館は見る価値アリって感じだったけど、

他はほんとに…ハリセンボン春菜のそっくりさんがいたぐらいw

友達の家に泊まりに行くのが主な目的だったので一泊だけでよかったって感じですww

飯、四川ばりに辛かった。辛党の俺にはちょうどええけども。


<衡陽>

湖南省の中小都市。長沙より何もないw あるのは五岳の一つ、南岳、衡山だけ。

でもビックリしたのは、長沙よりゲーセンとKTVが異常に多い!

あの武漢、南昌で有名だったゲーセン『城市英雄』まである!!これは素晴らしいw


一番ウケたのが、俺と苦楽を共にした中国人の友達がしきりに『イク、イコ、イクー!』って

叫びまくってたことww 中国人の日本人へのイメージはAVとアニメみたいですw

何もする事ないから六時間カラオケ行ったけど『どこでもドア』って曲あるんだねw

てか日本の曲を中国語に変えて歌った曲多すぎw 雪の華は日本の曲ですよーww


何も無いけど、友達がいたから非常に楽しい旅行になりました♪  

広東省に近いこともあり、ここの中国人は英語と広東語うまかった。


<桂林>

皆さんも一度は聞いたことのある名前、桂林。そう、水墨画の世界ですね。

その世界を求めに夏に桂林に行くと、猛暑で自分が水墨べったりの身体になりますのでお気をつけくださいw

更に一人で行くと寂しさしか感じないのでお気をつけくださいww

最後にデジカメを盗まれると何もすることがなくなるので妄想の準備を怠らないように。

船に乗ること四時間半、完全に拷問ですたw

景色は確かに特徴的で絶景だったけど、自分が求めていた、わび・さびがない。 (ねえわ。そんなもんw)

太極拳のようなゆったり感ゼロ。炎天下の中うるさい中国人がギャーギャー叫び、大量の大型船が肩を並べて川を下る。

だから、ホントきれいだと思ったのは一瞬でした。

皆さんは時期を考えていくことをお勧めします。

例のごとく、北京原人は二時間強船内の硬いイスで爆睡しましたがww

てか気づいたけど、中国人ガン飛ばしすぎw 日本だったら間違いなく絡まれるわww


そんで、市街地の発展具合も中途半端。普通に長沙の方が進んでいる気がしました。

でも街にリポビタンDがあったのはツボったw が笑っても誰も理解してくれなかったww

空港にはあの有名なカカがいたんですが、どう見てもジュニーニョ・Pにしか見えないwww

フランス人の女の人も太ももの毛処理してなくて萎えたw でもすべて金色だったww

皆さん、純金の胸毛は好きですか?


そんなこんなで、またしても帰りの飛行機が3時間強遅れて、北京に朝帰りw

卒業旅行にしてはまぁまぁといった所でしょうか?


#俺なり今まで行った中での中国都市ベスト5
1.成都(ここを拠点にしてぐるぐる回りたい。パンダも空気も食べ物も街も最高!)
2.南昌(外国人0のマイナーシティ。でも子供を育てたい環境No.1)
3.上海
(外国人向けの大都市。空気も悪くない。難点は町全体がごちゃごちゃしてる気がする。)
3.北京
(空気が悪い以外は正直ベスト。けど、やっぱり空気悪すぎだって。鼻毛何回切らすねんw)
5.ハルピン(夏に是非とも行ってみたい。ロシアの趣きが各所で見られていい。雪祭感動。)

いつかウイグルへの里帰りとアモイに行くのが楽しみです。


#新聞や旅行を通じて感じたこと。

 最初に結論を言うけど、俺は中国来てこの1年いろいろKYな事に巻き込まれて、

毛が絡まりまくって濃くなって、最終的には中国が大好きになった。

本当に日中関係が良くなってほしいし、そうすれば東アジア連合設立だって夢じゃないし、

東アジアの未来は明るくなると思った。

だけど、やっぱり中国も日本もお互いの国を知らなさ過ぎるのが現状だと思う。特に日本側。


新聞の若者に向けた世論調査で中国は日本に親しみを感じると言うのが45%に対し、

日本が中国に親しみを感じるのは19%だったという結果が新聞で公表されていた。


今回の旅行でも思ったけど、ホント正直に言って申し訳ないけど中国人のお家はボロい。

というか、これが学生の家の一般水準なんだなって思うと本当に申し訳なくなる。


中国人は日本が発達してる(AVがw)って言うけど、本当に来た事ないから

どれだけ違うかって言うのが理解できてない気がする。

と言うか日本に旅行に行くお金自体ないのも現状だが。中国人の友達の言葉を借りると、

『日本人にとっちゃ中国に行くのは造作もないことだろうけど、

中国人にとっては日本に行くなんて夢みたいなもんだ。』

これが現状である。行きたくても行けないのだ。それでも日本への好感度は今高い。


逆に日本人は中国人に対するイメージは、段ボール餃子やチベットの悪いイメージばかりで

見に行くこと自体を避けてる気がする。確かにそう考えたら怖いだけかも知れないが

マスコミで伝えられてるだけが現実じゃない。日本の市場にK-POPは出回ってても

C-POPがメジャーじゃないのもおかしい気がする。中国であゆは人気でも、

日本で周傑倫は人気ではない。そしてこの好感度の低さ。なんだか悲しい。


自分が留学に来て何ができたか分からない。けど、友達から

『胸毛に会えたから、日本に興味を持つようになった。』

『胸毛に会って日本人はやっぱり毛が濃いんだなぁと思った。(刷り込み成功)』

などと言われてすごく嬉しかったし、中国人からの好感も得られたと自分は信じている。

そういう意味では今回の留学は満点とは行かないまでも、一応成功と言えるのではないだろうか?


今後俺たち若者はこれから社会に飛び出し、間違いなく時代を形作っていく存在である。

その前に大きな隣国である中国を毛嫌いせずに覗いてみてはどうだろうか?

日中関係がこれから更に良い方向に向かうことを望む。

未完のリノベーション

ども、誕生日に別の身体に生まれ変わった気分の、胸毛大魔王です。
(未だに毛処理が中途半端すぎたことにじわりつぼってるw)

後になって知った話しですが、中国は北京で盲腸摘出手術を受けた私は、

人生初の全身麻酔をしたわけですよ。そんで、医師は3分後にぐっすり眠れる。

って言うから信じてたんですね。180秒数えてみたけど、それでも眠れないわけですよ。

おかしーなーと思ってた次の瞬間、盲腸を生で見させられる夢を見て、

そんで朝になったわけですよ。これが俺の記憶。



けど、目撃者によると事実は大きく異なったらしいんです。



手術後に手術室を出た俺はなぜか中国語のマシンガントークが止まらず、

中国人看護婦とひたすら話し倒したらしく、挙句の果てに噛まずに明け方まで話していたとのこと。

更に通訳の人の日本語の質問にもすらすら受け答えて、プライベートトークもしまくり、

和やかトークを満喫していた。らしいんですが!!!



俺は何一つ覚えてない・・・。


っていうか噛まずに中国語マシンガントークできるスキルがまず、俺にはない。



まさか二重人格?

前世?

ルパン三世

スパ三世?(このネタが分からない人は浜松に来よう!!笑)


はい。

とにかく全身麻酔される前には、自分の秘密を全て告白することをオススメします。

個人的にはこの現象がいったいなんなのかを知りたいので、

別の場面で『全く違う俺』の一面を見た!って言う目撃コメントお待ちしてます。



そんで、もひとつだけ。

病み上がりの僕ですが、あんなにチベットで迷惑かけてた僕ですが、

明後日よりまたまた旅に出ます!一人旅の最終章!!without カメラw

一週間もかけずに中国を駆けずり回ってきます!w

これを達成させると中国で行ってない省が残り5省になりますw(中国全部で30省ww)


盲腸?そんなの知りません。

最澄空海に聞け。

ササン朝?その点はアリ・ダエイに聞け。

帰ってきたら『絶好調?』が口癖のカザフスタン人に、

中畑清です!って大声で返して困らせてやります!


詳しいルートはこちらー。

北京ー大連~天津ー北京ー長砂ー衡陽ー桂林~桂林山水ー北京

(~は船での移動どぇすw) あ、これ5日で移動しきりますw

途中で俺らしき人見かけたら、『フリーチベット!』って叫んでください。

俺は『チベット ハ ダライラマ ノ モノ。オマエタチ ヨソモノ。フラジール ワレヤスイモノ。』

って頑張って畑違いのウイグル語で返します。

そんじゃ、Hasta Luego!


P.S 《我が心のふるさとウイグル語講座》

無難=ブ ナン=『これはナンです』

これホントです。インディアン 嘘つかない。 ジャイアン ベソかかない

決戦は夏子の日。(高原での公言もとい抗原)

《ラサから誕生日までのチャンピオンロード without ファイヤー》


◎1日目夜 

念入りに高山病対策などの準備をしてるうちに気づいたら、某社のオンライン入社試験に間に合わないことに気づく。

『まぁラサのネカフェで頑張ればいいか。』

という甘い気持ちのまま、列車で47時間揺られて一行はチベットはラサへと向かう。

70時間も列車に乗り続けた俺にとってこの時間はもはや余裕w 更に友達と一緒だしね♪


◎2日目

発車と同時に皆爆睡w 空気薄いからこのままだと永眠の可能性もあるわ。

なんて考えてたら起床。(睡眠時間12時間前後)

全然話変わるけど、なぜか周りの連中がちょっと日本語喋れるからビビる。

俺らが寝てるベッドの硬さは変わらないのに、窓の外の風景がだんだん柔らかくなってくる。


◎3日目

やる事がなさすぎて下ネタしりとりが始まる。隣で小皇帝一家がグズる。

お互いの将来についても話すようになる。一方で、だんだん気圧が低くなる。

メンバーのベッドにいく回数が増える。あ、もちろん皆バラバラのベッドにだよ?w

気圧に比例して落ちていくメンバーのテンション。

しかし、チベットの風景は私たちに予想以上のテンションを与えてくれた。



ここは中国ではない。



そう、ガンダーラ



高原にこんなFFⅧを彷彿させるような菜の花畑があるなんて。
(Munage-flo loves. リノア)

露になった山肌が青空に浄化され、全てが澄み渡って見える。

そして高原一面に群がる…バッファロー

ありがとう、チベットフリーチベット

ここは中国ではない! ガンダーラだ!

はい。そして一行は無事チベットに到着したのであった。


◎3日目夜から4日目朝

吐き気が。息苦しい。頭ガンガンする。眠れない。でも眠い。寝てもすぐ起きる。

悪夢ばかり。バイオハザード系の夢とかもよく見る。酸素薄い。胸毛依然濃い。


◎4日目

最悪だ。酸素ボンベを鼻の穴に突っ込んでベッドで横たわる俺。

完全に植物人間に対する侮辱のポーズだ。

酸素ボンベって口全体で吸入するんじゃないの?

酸素吸入を終えた俺は3人と共にダライラマの宮殿、ポタラ宮へ。

なんか言葉じゃうまく語れないけど、心が自然と温かくなるようなものを

チベット仏教は持ってる。そんな気がした。お賽銭入れまくってみた。

その後はバス移動やそこそこうまい料理を食いつつも、だんだん疲れが蓄積し、

最終的にグロッキー状態になってしまう俺であった。

そんななかも負けじとカウボーイハットだけ買ってみた俺。(150円)


◎4日目夜

もはや限界という事でガイドさんが案内する病院へ。診断名は普通に高山病w

高山病対策バッチリだったのに、どうしてこうなるのw

そして訳も分からず一人で病室で点滴4時間強w


◎5日目朝(22日)

病院での点滴もむなしく、また酸素ボンベにすがる俺。そしてついに吐く。

昨晩何も食べてないのに何が出るんだと思いきや、出てくる大量の胃液と

少しの血液。ここまでするとさすがにどうしようもないので、病院を変えて一から診断。

予想以上に時間のかかる人民軍の総合病院。ってかドアに軍人優先って書いてあるーw


レントゲンに血液検査、触診。そして明かされる真実。


『盲腸の可能性が高いです。すぐに手術が必要です。』


え??人生初の手術@チベット?しかもチベット??

フリー オペレーション アット チベット?略してフリーチベット??

そんな経験おいしすぎるけど、盲腸の手術一週間かかるやん?

そんなことしたら、みんな先に帰っちゃうから…一人で誕生日@チベット

とにかくお前(チベットの医者)に確定されるのは癪だから、

つぅかあまりに高山病ひどかったから、既に次の日の航空機チケット買ってるんですけどw

という訳で、長きに渡る医師と日中間での相談が始まる。

とにかく、その日はチベットに入院という事で、ひとり病院の一室にたたずみ、

入念な検査が行われる。てか、チベット人の看護師の臭いヤバいくさいww

点滴は1日以上に及び、酸素もずーっと注入w

そして俺の体臭は日に日にチベット臭にw マジ旅行先でこれはないわww


◎6日目朝(23日)

そして、次の日急遽北京へ飛行機で戻ることに。

ここで一つ重大な事実が!チベット病院で働くチベット族の医師5人中3人に

俺がチベット族だと勘違いされていたwww


ワーオ。


つまり、俺は中国の少数民族出身、というよりもう出身どこでもいいじゃんw


国境なき胸毛です。どの国でもいいです。僕に国籍を下さい。


はい。


そして、チベットの病院を去る前に医師から思わぬ一言が…

『ただの高山病と胃腸炎ですねw』


ちーん。


それで俺は帰るのか。情けねぇ。


◎6日目夜

北京の空港に着くと保険会社の手厚い歓迎。空港に着き次第すぐ病院へ。

その病院が超豪華。VIP階級はこんな病院に泊まっているのか。

これがタダで利用できるなんてさすが保険会社。むふw

まぁ、検査だけちゃちゃっと済ませて終わる予定だった俺に予想外の展開。


『精密検査が必要です。』



えーーーーーーーーーーーーーーーーー。


二度目のどんでん返し!?w


つぅか、どんだけ俺を焦らせんだよ。

そんなわけで私は点滴に繋がれたままCTスキャンや 尿検査、超音波と言う最新鋭の検査を受けましたとさ。

そしてまた医師が一言。


『精密検査では異常が見つからないのですが、依然白血球の数値があまりに高すぎます。
炎症が起きていますが、場所が確定できません。明日まで結果を待って下さい。』


最新医療技術でも判断しづらいって、俺何様?w



◎7日目朝(24日)

医師がやってきた。外科のスペシャリスト。

海外経験豊富な中国人医師だ。中国人らしくなく、めっちゃニコニコしてはる。

彼のゴッドハンドが俺のお腹に検査のメスを入れる。 そして一言。


『やはり…虫垂炎(盲腸)です。』


Oh,


『手術は今晩にでもできます。内視鏡を使った最新鋭の簡単な手術です。』


My



『今回見逃すと大変です。私が執刀しますのでご安心を。』


Yeah.

(Oh,my yeah)


という訳で、海外保険も利いてて全てタダだし、手術を決意。

ってか、誕生日イヴに手術とかマジウケるんですけどwww

普通にチベットで誕生日を過ごすと言うだけでもネタだったのに、

まさか病床で過ごすことになろうとは。。。

しかも人生最初の手術が海外、しかもしかも北京でwwwww



不安だーーーーーーーーーーーーーーーーーー。



そして現在。

大学の部屋に戻り、一心不乱にキーボードを叩く俺w

元気ですが、あまり動けません。点滴しすぎで右手が不自由です。

サウスポーへの転向をおすすめします。

切り口(お腹に空いた3箇所の穴ぼこ)も痛いですww

食べ物も限られています。『脂濃いもの』が当たり前の中国で生きてくには肩身が狭すぎですwww


総括すると

・一週間以上風呂に入れなかった、

チベットから急遽する、病院でチベット族の友達ができる

・片言のチベット語を教わる(日本とチベットでは1,2,3,4は発音同じ!)

・手術後のクリーンな体で誕生日をVIPな病床(ジャグジーバス付w)で過ごした

・クリーンと良いつつ、ギャランドゥ右半分だけ残ってた


また二度とない経験ができてよかったですわ。結果としてはねwww

あ゛ー、こんなんで近いうちにペルーなんて行けるかなぁ・・・。



最後に一つだけ。

チベット旅行の間、ずっと付きっ切りでいてくれた友達に感謝を示させてください。

本当にありがとう。そしてツアーを辞退させてしまってホントすみません。

一緒にチョモランマ見ながら誕生日祝ってもらいたかったです。

できることなら最終日にやっと高山病に皆一斉にかかって仲良く北京に戻りたかったです。

でも、本当に支えてくれて有難うございました。おかげで今の俺がいます。


言葉じゃ表しきれないですが、せめてミク○ィのメモリーの中にだけは残させてください。

本当にありがとうございますた。

お礼の言葉でもって、この日記の終わりと変えさせて頂きます。

中国的農村的生活的云々。

北京の繁華街できれいなお姉さんが狭めのエレベーターに一人、

ボタン押して待ってて くれてたから嬉しくなって走って飛び込んだら、

彼女が押してた のは『閉』ボタンと気づいてガチ凹みました。


どーも、ケ・ミゼラブルです。


「胸毛ポスター」JR拒否も人気
http://www.afpbb.com/articles/-/2334230

俺がこれで泣く泣く引き下がるとでも思ったか!!!



そうそう!

行ってきましたよ、農村小学校交流ツアー!むっちゃ、胸くそ面白かった!!

子供達って可愛いですね!いじめ甲斐があるwと言いつつ、いじめられたのは俺ですがw

胸毛見えてたらきっと一本たりとも生きて帰れなかったと思いますww

開会式の国旗掲揚時の団結間にはビックリしw

現地のラジオ体操第1の動きは白鳥の湖をモチーフにしていてww

ラジオ体操第2はR&B?ロック?見たいなイケイケな感じですたw

色鬼ではお互いの服を引っ張り合いw

尻尾とりでは女の子に『触らないで!汚らわしい!』と言われたりw

教室では子供達そっちのけでけん玉の練習をガチでしました。

人間あや取り?では俺のシュールなネタにも笑ってくれましたwww

そんな子供らのすっごくピュアな笑顔を見て、おじさんは老けたなと思いました。



その後、ホームステイ先へ。

俺は農村の一農家の家の子の家に泊まる事に。

正直洞窟に泊まるつもりの準備で来ていたので、

彼のお家がごく普通の中国のどこにでもありそうな家だった時は正直ビックリしました。

でも、やはり農家の中では裕福な家庭でも普通に水には困っていました。

地下200mぐらいにある、つまり地下水を井戸から汲んで

お家までわざわざ運んでこなければならないのです。

もちろん風呂なんてありましぇーん。トイレですら公衆トイレしかないし、

それもコンクリートに穴が開いてるだけのいわば小学校で言う飼育小屋みたいな匂い。

そんな中に自分のブツも仲間入りさせて頂きましたw


ステイ先について早々、お母さんが『そうだ、山登りしましょうよ!』

え、俺一日中子供達と駆けずり回ってましたけど?w

でも貴重な経験と言うことで行くことに。


しかしそれは、誰もが全く想像していなかったサバイバルツアーであったw


運動靴じゃなきゃ上れないような急なオフロードのゴツゴツした斜面を

上って着いたは、一本の普通の木。この木なんの木比約5分の1のスケール。

なんとそこにはまだ熟れてない杏のようなものが。

『これを摘んで持ち帰るのよ。』と言わんばかりにお母さん、摘む摘む摘む。

明らかにこれ食えないだろ?って思って食べたけど…死ぬほどすっぱいw

次に家の坊やが岩を転がす。出てきたのはアリの大群w 次に掴んだのはバッタ。

すげー。ファーブル昆虫記やw 負けじとばかりに俺も大岩をひっくり返すと、

羽蟻の大群がw ガチでビビッたw チビッてはいない。

そうこうしているうちにお母さん、次のチェックポイントへ。また、杏の樹w

きっといつまでも摘み続けるんだろうなぁと思いますたw

そしたら子供何かを発見!草?え?俺にこの雑草を食えと??

ガチでビビる俺。チビッてはいない。食べる。口の中にいやーな感じが広がる。でも食える。

ラッキョウみたいな味。ある草はレタスの辛いバージョン。タンポポもダイレクトで食べた。

ここで1つ思ったのは…さっきの死ぬほどすっぱい杏の方がマシww 

そして、最後に坊主が見つけたのは、そう、マツタケや。ガチでビビる俺、チビッてはいない。

その後、アリ地獄を突いたり、山頂からの絵に描いたような景色に感動したり、

羊飼いと羊の群れを見て『ペーター!!』と叫んだりしてみましたとさw

あー、スイス行きてぇ。

帰りは普通ハイキングじゃ通りませんよね?みたいなワンダーフォーゲルな道を行く

オカンの力強さに感服しっぱなしの2時間半に及ぶ大ハイキングでしたww

本当にあのオカンきれいだし、逞しいしかっこよすぎですた。そして、

ホントランニングシューズはいてきてよかった。ありがと、VANS。


そして、彼ら一家の夜の歓迎はそれはそれはアツかった!w

白酒(アルコール35%-60%)と言われる中国の地酒を振舞われ、

あの匂いと味に全く慣れてなかった俺ら3人は小コップ1杯ちょいで断念↓

つぅかあと少しで飲み終わると思ったところに、おばあちゃんが継ぎ足すw 鬼畜やw

それでもそれでも彼らの歓迎はとても温かかったです。中国人の朝は早いから早々と就寝。


2日目は朝から羊肉のしゃぶしゃぶを食べ、お父さんお母さん坊主の3人が学校まで

送ってくれて別の校舎に移動。高学年の子達と運動会でハッスルし(騎馬戦懐かしかった><)

たった2日だったけど、またしても貧困とか将来の事とかいろんなことを考えさせられたし、

1人で行った分、友達もたくさんできて良かったです♪ すっごくいい経験でした。

主催頂いたPia-Smileさんには『感謝・感激・雨ARASHI!』です。

ネタが古いっていうツッコミは拒否します。



そんで寮に帰ってきたら知らぬ番号から電話が!

出てみるとそれはホームステイ先のおじちゃんでした!

『無事に北京に着いたのか?また好きな時に遊びに来なさい。』

もぅその時感動しすぎて、ホロっと来ちゃいましたw 情けないww

でも他のメンバー、子供から直接電話あったらしいですw ちーん↓


一生ネタと暮らして行くんだなと感じましたとさ。ほな、Hasta Luego♪

大のDIEの内弁慶、と大後悔時代。

こう10年前の日記を振り返ると、ネタみたいな旅行をし過ぎてて、

最近の旅行が如何に生ぬるいものか再確認出来ました。笑

本日は、豪雪に巻き込まれた悲しい貧乏学生のお話。

                                                                                                                                          • -


香港で通りすがりのインド系のおじさんに

『おまえ…まさか!?』みたいな顔でこっち見てきたんで、

俺もなんか、いたたまれない気持ちになりました。



どーも、濃い毛徹平です。



いろいろあり過ぎて、なんて言っていいか分からないですが、 とにかっくごっちゃ混ぜの旅行でした。

もぅ、プランなんてあってないようなもんです。ハイ。

簡単にルートから先に言うと、


(妄想) 北京⇒成都重慶⇒長砂⇒香港⇒澳門(マカオ)⇒武漢⇒北京


(現実) 北京⇒成都重慶⇒広州(深圳)⇒香港⇒北京



はい、だいぶ短くなりましたね。

全て汽車(電車ではなく!)の予定だったのが、おかげさまで飛行機に余分に乗るハメに。

今回は普通に書いたら長くなりすぎるんで、大事な事件以外は全て箇条書き程度で

収めようと思います。とか言いながら、ダラダラ長くなるのがこの俺ですw

ちなみに最後の総括部分だけは少しマジメーな日記にでもしようかと思っちょります。



まず、成都








に行く前に… 前哨戦。




その成都に行くまでの飛行機での出来事。 出発前夜に徹夜して、朝の飛行機で寝て着いたら成都

って言う素晴らしいプランを立ててたこの俺ですが、 飛行機で寝て、起きた次の瞬間、このアナウンス。

『北京空港にまもなく到着します。』



え?


夢?それとも寝過ごした?? 西船橋越えて東葉勝田台タッチして中野まで戻って来たパターン?


全く事態がつかめない俺。


そんな時、隣のオバサンが電話で叫んでました。


『雪で成都着けなくて引き返すとかマジネタよね。』


鬱www 雪で自分自身の交通事情がここまで影響受けたのは生涯初めてっす><

更に言うなら、1日2回も飛行機に乗ったのも人生で初めてっす。

再搭乗券とか言う制度あるんですねwww

おかげで1日パーデンネン。ちなみに隣のオバサンとは意気投合して、

ダジャレの応酬を浴び、最後は空港に着いたらハイタッチで別れましたw

最後のアドバイスは『あなたは中国人っぽいからそのままでいた方がいいわよ。』

ご忠告どうもですw ちなみに俺が乗ったハイナン(海南)航空だけが北京に戻ってましたw

マジ、とんだチキン会社ですww 皆さんもくれぐれもお気をつけください。

んで、こっからは軽く箇条書きですが…



成都まず最高!ってか街の感じが超オシャレ!!
・物価安い!湿度いい感じに高くて喉が心地いい!!
・女の子ヤベーきれいw
・パンダ研究所やべー><
・運よくパンダの××シーンまで見れてしまったww
レッサーパンダのコーナーで、映画撮影中の日本人一行に遭遇。喜びを分かち合う所か、お互いをうざがる。
諸葛孔明先生の蜀の本拠地を拝み、小吃に舌鼓を打つ
成都の歴史博物館に行き、日本の縄文弥生と超そっくりなのに驚く。パクリ?
 更にその博物館自体&その内部のシステムのハイテクさに度肝を抜かれる
・夜は、火鍋(激辛だけど、辛党の俺にはベスト)を食べて超満足の成都でした。

日にちが少なかったから、また行きたいっす>< まだあと1週間ぐらい見れる所あるしw

そんで、重慶

・坂多いw 高層ビル超多いww 長江リアル長い!!!
重慶で長江が2つに分かれてるっていうか、重慶で2つの河が1つになって長江になるってのが、なんかロマンティコ♪♪
・夜景はマジきれい
・洋人街はなんか変
重慶の小吃もマジ美味

こんなすんばらすぃ街で1人で過ごすなんてマジ痛い子ですたww

けど、夜道迷ってスラム街みたいなとこに1人で迷い込んだ時にはマジ死ぬかと思いました。

走り疲れて漸く見つけたゴンドラで長江を横断した時の感動は今でも…いや、その時は怖かった事ばかりが先行してたわw

ちなみに重慶は未だ開発を続けているらしく、開発終わったらこの都市はもっと化けそうな気配を持ってますた。

なんてったって、かの江沢民ゆかりの土地やしね。



そして、広州香港!!



と、言いたいとこですが、その前に大事件は起きました。


もう、長くなりすぎるんで結果から先に言うと、



水もねぇ。


食料もねぇ。


電気もねぇ。


トイレも詰まって水流れねぇ。


車もそれほど走ってねぇ。


汽車の中で70時間も缶詰状態サバイバルゲーム!!!(ユーチューバーの企画かw)


マジでネタかと思いたいですが、これが現実ですたw これも全てあの憎き大雪の原因ですw


何をしたかを箇条書きで書いただけで充分その苦しみが伝わるはずだと思うのでご覧あれw

・リアル竹にかじり付いた。(さとうきびを知らなかったムナゲンw)

・1ヶ所に突然24時間も停車ww

・出発したと思ったらまた停車www 100m走ってまた停車www

・もちろん70時間風呂なんて入れませんww

・トイレに物がテンコ盛りの中、敢行。大きいのする時自分のお尻と物がキスしないようにするのが辛かった(食事中の方申し訳w)

・水なんてねぇから、かろうじて着いた駅のプラットホームの雪で手と顔を洗う始末ww

・やっと来た配給に2時間並んだけど、そこもちゃっかりお金とられる始末w チャイちゃっかりしてるわww

・駅の売店でデパートのバーゲンの比じゃない程人がごった返し、インスタントラーメン戦争w

・そんな中俺を慰めてくれた日本の大ヒット曲たち from 列車アナウンス&乗客の携帯着メロ
津軽海峡冬景色・大事MANブラザーズ『それが大事』・猫の恩返しの『つじあやの』の曲)



いやー、おかげさまで生命力つきましたwww

本当にキレイなオバサンが竹を歯でバリバリバリってやってるのを見た時は、

『世も末や。』と素直に思ってしまいますたw それで俺のブレイブハートにも火がついた訳ですがw

俺は70時間も日本とウイグル(つまりは中国のトルコ・アラブ系民族)のハーフと言う事で

彼らと喜怒哀楽を共有しあって生きましたw 一緒に列車が出発した瞬間に笑顔で抱き合い、

日本人てバレたらヤバいと思って最初のうちは1人寂しく寝てたけど、

最後はみんなと分かり合えて(日本ウイグルのハーフのままw)

そこでできた友達とずーっと語り合ったり、停車場所近くに住んでる農家のおっちゃんに向かって

『食料もってこい!ガチだ!こっちは命かかってんだ!!』って脅迫チックに叫んだりw

1人、またひとりと乗客が降りていくことに寂しさを感じたり、

最初は懐かなった3歳児(字を小皇帝)が最後は俺と広州旅するとか言って泣き出したり、
(こんなグロテスクでテロリズムな顔でも好きになってくれてありがとう;_;)

とにかくなんか人の温かさ(?)を直で感ずることができますた。

雪で列車が凍結して、電力供給ストップなんて事態にならなきゃこんなことはなかったので、

雪にある意味感謝!…ですが、予定が3日以上も狂ったので旅行の調整が必要になりましたとさ。 とほほ。
 



そんで、広州から

バスに3時間も乗って深圳(シェンチェン・しんせん)で高校の先輩、KIM兄と合流!!

の予定だったのですが…結果兄者を駅で野宿させてしまいますたw

更に彼が待ってたのは深圳西駅で、俺がバスに揺られて着いたのは深圳駅。

名前だけ聞いたら近いやん、って思うじゃないすか。

実際どれぐらい遠いかというと…地下鉄&タクシーで1時間半w


そんで、やっとの思いで合流して深圳のイオンジャスコで、久しぶりに贅沢にビュッフェ!

もぅ…なんか…その前がその前だったから感動した!!

兄者も友達の親戚の結婚式に参加するために中国の農村行ってたらしいんですが、

1週間も風呂に入ってないうえに、まともなモノも食べれずに

ただひたすら山田太郎物語見てたらしいですw おつかれさまーっすww

それに付け加えて言うなら深圳ハイテク過ぎ!!

北京よりも発展してるとかどんだけー!!!

マジ日本と大差ねぇ…って感じですた。地下鉄クオリティ超高いし!ゲーセンもありましたww

機種も1年ぐらいしか遅れをとってませんでしたw

おかげさまで、香港に着いた時の感動は夜景以外ほぼ深圳にことごとく阻止されましたとさw


そうそう、やっぱり2人での旅行は楽しいですねー、ネタも共有できるしw

具体的に何があったかというと、

・偽札を掴まされた
・黒タク(違法)に騙されてお金盗まれそうになった
・俺の買った携帯のプリペイドカード偽物疑惑で店員と激しく口論した
・香港の100万香港ドルの夜景にうっとりできた
・安宿のタメにと、殺人事件でも起きそうなバイオハザードチックなゲストハウスを下見しまくった
香港ディズニーランドの狭さと空き具合に愕然としつつも、がっつりスペースマウンテン5回もリピート
・陸路で国境を越えれたし(深圳ー香港を1日2往復)
・最後空港で節分豆まき敢行したw クレイジージャップw

なんかホント心から楽しかったって思えたっす!

そんで北京までの帰りの飛行機を、しっかりハイナン航空に避けて

深圳航空で予約したら、難なく帰れましたとさw ちゃんちゃん。



総括として感じたこと、大きく分けて3つあるんですが、
 
 

1つ目は、やっぱり中国の貧富の差って相変わらずでかいんだなってこと。

大都市の重慶ですら道を一本それたら、マジ狂犬病にかかってんじゃないかって言う犬とか

鳥インフルエンザにかかってんじゃないかって狂った鶏が沢山ごった返すスラムみたいな道だったし、

深圳や北京の発展具合と汽車の窓から見た農村の遅れ具合の差を見たらホントに一目瞭然だったし、

猛烈な経済発展の裏でその流れに着いて来れなくなって餓死してる人がいるって言うのは、

ホントだなぁと思ったし、やっぱほっとけないと思った。

 

けど、それと同時に感じた2つ目は、果たして発展って本当にいいことなの!?ってこと。

なんか、汽車の中で知り合った人はみんなすごく温かくて、日本ではあり得ないぐらい、

家族みたいにみんなで協力し合ってサバイバルしてたんだけど、

深圳とか香港とかは1人1人がすっごく忙しい感じで、何聞いても『分かりません。』ってだけ。

本当に冷たかった。

技術が進歩しても人の心が進歩しない、もしくは退化するなら

果たして人は最先端の技術(核兵器だって当時の最新技術)をうまく使いこなせるのかと思ってしまった。

なんか人の心も物も同じベクトルで成長していける術はないものなのかねぇ、と。

こんなことなら世界をもう1回原始時代に戻してやりたいww


 
 最後に3つ目なんだけど、これはたまたま70時間も汽車に閉じ込められたから、

自分のこと、家族のこと、将来のこと、いろんな事について一生懸命考えられたって事。

その中で、俺は1つでかい決断をしたんです。俺、もっと自分に素直にならなきゃいけないと。

やっぱり俺の『他人に自分をあまり語らない』癖や『嘘つき』癖って言うのは、

簡単に治るもんではないとは思うんだけども、

1つ気づいたのは、嘘ついて得てきた信頼なんて一瞬で崩れるもんだし、

嘘ついてる時点で、その人も自分自身も信頼できてないんだなってこと。

言ってもいいウソがあることも分かってる。

人のタメにつく嘘、それと冗談で場を和ませるために言う嘘、いわゆるネタ。

そうじゃなくて俺がここで言ってるのは、自分を高くしようとして、

うまく振舞おうとしてつく嘘のこと。 俺は気づかないトコでたくさんついてた。

そんなんではいつか崩れる。現に今の時点で既に危ない。そんなんじゃダメなんだ。

俺に対して素直な心で真正面からぶつかってくれてる子がいても、

しっかりとした自分がないから、相手もそして自分も傷つけてしまう。

もう後悔してても始まらない。まずはそこから改善しなきゃ。

人が見てるから自分を直したいんじゃなくて、自分自身がホントそう思うから

もっと自分に正直になりたい。誰にでもありのままの自分でありたい。 嫌われるのが怖いとか思ってたら前に進めない。

とにかく、あと半年という残りの留学期間ででその自分を見つめなおして、 自分に正直に生きていけるようにしたいです。

そして晴れて凱旋帰国してやりたいです。それが、1つの大きな決断です。

ここからが新たなスタートだと思って頑張ります。約束は守り抜きます。

                                                                                                                        • -

若いしアツいなー、俺。笑
でもこの宣言があったからか、ここで言う虚言癖は大幅に改善されたと思います。
むしろ言葉選ばな過ぎて、毎日地雷原を歩いてる感覚。笑

てか、まだまだネタ日記のストックがあって、現時点のこと書けてないw まあいっかー。ほなちゃおちゃお。

キリマンジャロ・シンパシー

改訂のことずっと『かいちん』だと思ってましたw 道理で変換しても見つからない訳だ。

改訂版を回覧板が如く『かいちんばん』って呼んでた自分の気が知れん。

どーも、漢検2級、毛丸・アタチュルクです。

間違っても『モーガン』とは読まないでください。『ケマル』です。

モーガン・フリーマンに失礼に当たりますので。

それにしても、トルコのケマルと中国の毛。

やはり、英雄には毛がつきものなんですね!

はい。




あ、まず旅行行ってきました。

授業サボって5泊6日。総宿泊費…900円w

というのもほとんどが車中泊で、1日予定外のマック泊に

唯一泊まったホテルが60元(つまり900円)というねw

黄山ー南昌ー武漢という非常に日本人が行かないであろうマニアックなコースを行って参りました。




まず中国で言わずと知れた名所、イエローマウンテンこと黄山です。

中国ではこういう名言があります。


『泰山に行ったら(キレイすぎて)他の山は見なくてもいい。

 黄山に行ったら泰山は見なくてもいい。

 でも俺の胸山に登ったら(穢れすぎで)黄山の記憶も飛んでしまう。』


と。


だからウキウキして、

高い入場料払って休憩なしで登ること約2時間。

着きましたよ、山頂。汗かき過ぎで山頂でタンクトップ一枚になる俺。

その後、明かされる真実!胸毛。





そんで景色は





五里霧中www




意味違うけど、0.1里すら霧中だったんです。雨もすごかったんです。

もう全ての景色を飲み込むほどの霧。雲海で有名な黄山なのですが、

もう俺たちが雲海の中にずっといたようですたw

なんか…行って得したのか損したのかよく分からなくなりました。

でもきっと五里霧中の語源はここから来たんだろうと。

勝手にそう解釈して無理やり来た甲斐があった的なかんじにしてやりましたよ!

でもでもそんな中、一瞬だけ霧晴れたんすよ!

その場所の名も『仙人が住むなんちゃら』。もはや、記憶すらもやもや。



仙人がいるんじゃねぇかってぐらい一瞬で霧が止んで現れたは 素敵な……beyond description。

この景色はヤバいだろw21禁だろww

あ、俺地味に21禁ひっかかってるww 顔年齢は35近いのに。

とまぁ、登山の疲れを癒してくれましたとさ。



次に行ったのは南昌。

あんねー、ここ正直中国で指折りに入るぐらい素晴らしい都市だわ!

なんってったって、外国人いないw マジ1人もいないww

更に子供達が広場でたこ揚げたり公園で遊んだりしてる。太極拳人口半端なっw

どこぞの小皇帝みたいにいっつもネカフェでゲームやったりしてない。

北京よりゲーセンがすすんでたのもビックリしたけど、でもなんと言っても

中国人のありのままの生活スタイルをみれたことに感動した。

北京とか上海とか香港とかは留学生でごった返してるし、やっぱし都会だから

なんか、ちょっと独特の色を持ちすぎちゃってるけど、

南昌とかのようにマニアックな都市の場合、いい具合に栄えてて

まちの感じも非常に落ち着いていて、なんかずっとここに暮らしたくなる感じですた。



最後に武漢

多分、このツアーで一番有名な都市。

ってか日本人も聞いたことはあるであろうこの都市名。

ベスト10にも入ると言えるであろう知名度を誇る武漢ですが、


終わってるw 俺の評価としてはマジ最低点ww


汚いし、地味にバス代高いし、都会っぽいとこ一箇所だけだし

評価できるのは、香港よりも進んでたゲーセンと黄鶴楼ぐらい。

黄鶴楼で得意の一発ギャグ『孟浩然もうこんねん』してやりたくなったけど、

風景微妙すぎて気持ちが全く乗らんかった。

O君の母親に課題として託された俳句すら書けんかったわw よしこすまん。




いけんわ、でも最近全然覇気がない。 旅行に行かなきゃ病に完全にかかってる。

読まなあかん本とかぎょーさんあるのに、 考えなきゃなことあり過ぎでヘコまなきゃかんのに、

PCゲームにはまりだすし、ゲーセン通いもまた始まりそうやし、(中国全土ゲーセンの旅実行中)

スペ語もお勉強再開したし、 なんか、やってることに一貫性がないというか、

しっくりこないというか、全てが普通になりすぎてる。


車避けて大きな道路渡ることが日課になってるし、

午後は○○思いっきりタックルしても人に謝らなくなってきてるし、

10元越えたら何でも高いとか思い始めてしまうし、

もう日本帰りたくないとか日本帰りたいとか二本足で歩きたいとか思ってまうし、

20歳既になってるのに大人になりたくないとか本気で考えてるし。

ピーターパン・シンドロームや。

もう、こうなったらM・ジャクソンの精神に則り、芦屋にネヴァーランド建設するしかないわ。

子供の夢育てるしかないわ。 ボンボンからコミックボンボンたかるしかないわ。


しょーもない小ネタをはさんでたら、無性に毛繕いしたくなったので、今日はここまで。ちゃおちゃお。

名探偵河南。黄昏編。

どーも、帰ってきた毛沢山です。

そんな毛主席ですが、現在ゲリマンダーに苦戦中です。

このゲリマンダーというのは、私の胃腸を都合のいいように

小選挙区化し、彼らの優位に胃腸の状況を支配して行くという戦略です。

こうなったら必殺オリゴ党を呼ぶしかないみたいです。打倒、ピロリ菌!

そんななか、私事ではありますが

この期に及んで河南旅行の一部始終を書きたいと思います。




1日目夜

まぁいろいろあり鬱な気分で出発した御一行(1名)は北京西駅に到着。

そのまま宗教の本(in Chinese)を読みながら博学ぶりを周りに振りまきながら、即爆睡。

中国古都の1つ、洛陽へ。


2日目。

楽しみにしてた洛陽の感想は…なんか中途半端に田舎。

古都の雰囲気を出してるわけでもなく、かと言って発展してるわけでもなく

そのもどかしい感じが町全体に溢れていました。

そんな中、いつも通りどケチ根性全開で、市営バスで中国三大石窟の龍門石窟へ。

大同でも石窟見たけどこっちの石窟は川沿いの崖に位置していたので、

ロケーションが(遠くから見た感じがズバリ)最高ですた。

そのまま、マニアが唸る詩人、白居易のリアルお墓に行ってきました。

お墓見た瞬間、なんか吸い込まれるものを感じ、深々とお辞儀してしまいました。

ここで一句。


待ったなし 白居易残った 蝉しぐれ


うん。3点。


そして関羽が祀られてる(ってかお墓もあったよ。)関林へ。

ここの関羽迫力ありすぎて怖ぇーーーー。 奴め、俺のひげよりやっぱりすごいw

つぅか地元のお参り来てる人すげーよ。敬虔な信者だよ。こりゃ儀式だよ。

だから俺も彼のような立派なヒゲがもらえますようにってお参りしてきました。



現地人曰く、洛陽の旧市街なら古都の感じを味わえると聞いたので、行ってみることに。



……バスで寝過ごすw


まぁ旧市街チラって見えた気がしたけどあれは大したことなかっただろ。うん。



そして着いたのは中国最古の仏教寺院、白馬寺

さすがは仏教寺院。熱心な参拝者が多いですね。

俺も負けじとお店で線香を買いました。そしたらなぜか中へ案内される俺。

ぼったくられるのではないか?と思いながらおそるおそる入ってみると

中には変なおばあさんが。

『そこに座りなさい。』

何やらぶつぶつと呪文を唱え始める老婆。


『あなた、名は?』 『胸毛大魔王です。』


『どこから来たのかね?』 『日本から来ました。』


『そう、日本からねー。』


再び呪文を唱え始める老婆。メラにしては詠唱時間が長い。

突如床に置かれる座布団?を指差す。

『そこに頭をつけなさい。』 したがってみる俺。

『はい、じゃあここに記帳しなさい。』なにやらノートを俺に手渡す。

書いてある内容は名前と住所そして寄付金額。すべて余裕で1000元単位。

キターーーーーーーー。ボッタクリ攻撃。しかも良心に問うボッタクリだ。かなり陰険だ。

俺は焦る。しかしここで見栄を張って1000元払ったらもはや北京に帰れないし、

ってかどこにもいけないし、そもそも1000元も持ってないし。

よくよく考えたらその金払って喜ぶの、基本このクソババァとその家族じゃん。

俺、天才。(ここまでの思考時間0.2秒)

『すいません。俺には払えません。』そそくさと出ようとする俺。

そうすると声色を変えたおばあちゃん。まるでのろいのお経のようだ。でも無視。

寺を出ようと急ぐと、さっき線香を売ってくれた店のオバサンが俺に言った。

『5元でもいいから払いなさいって。』

……妥協。結局0.5元で買った安い線香が10.5元のありがたーいお線香になりました。

その後、でかいポリバケツが置いてあるのみの公衆便所に入ったり(入場料5角w)

洛陽名物牡丹そして水席料理も食したり、偏見の塊(日本人大嫌いな)お坊さんに出会い、

線香の多さで偉大さを測る中国人の文化を知り、色々あったよ、白馬寺



そしてついに念願の少林寺へ。

ちなみにここまでしといてまだ午前中ですwww

行き方を白馬寺のおばちゃんに聞き、許昌行きのバスへ。

洛陽から少林寺まではは高速あるからきっと早く着くんだろーなーと思っていたけど、

実際通ったのは農道www USJのインディ・ジョーンズを彷彿とさせる揺れw

そしてワンボックスカータイプのバスで放映されている中国C級映画w

人が死ぬとき飛び散ってたの明らかにスイカwww



もぅ右手の甲外側痛くなってきたからコンパクトにするわw

少林寺はねー…まずド田舎w 武術学校多すぎw そんで観光地化しすぎww

入場料100元って…国家遺産級の入場料ぱねえなw でも100元の価値なしww

塔林っていう昔の偉人が埋まってるお墓群があって、そこはちょっとおしゃれでしたが、

それ以外は普通に寺。ただの血の気が盛んなアグレシッブボーズグループ。



そしてそのまま河南の省都鄭州へ。

やべー、超都会。と言うか武漢よりいいって。鄭州新発展地区に行ったけど、

普通に日本でも通用するレベルの高級住宅街が並んでて、そして極めつけは

UFOみたいなドームが真ん中にドカーンって建ってたw さすがチャイナww



そんで、もぅ夕方だったので夕暮れの生・黄河がみたくてバスを探すが、見つからない。

仕方ない。タクるか。そこで気づいた。彼らの方言は日本で言う津軽弁じゃ!

なんか声調が全ておかしいw だからピンインで聞き取るしかないのだww

そして成長したのは俺が北京から来ましたって言ったら信じてもらえたこと。

これは私の顔がより北京原人に近づいたことを意味しますw

そんで最後タクシーの運ちゃんにぼったくられそうになったので、それを威圧だけで振り切り

黄河へ。



真っ暗w マジ何も見えないww 行くのが遅すぎた。

ってか運ちゃんと喧嘩なんかしなきゃ良かった><


でもマジででっかかったどーーーーーーーー!!!!!!!

俺も黄河みたいにでっかい男になりたいなーと思ってテンション上がってたのもつかの間、

事件は起きました。。。




帰りのバスがないwww 終バス15時て小学生の下校時間かw

ちなみに鄭州までは来るまで1時間近くかかる距離。しかもこの黄河付近は明らか農村。

電灯も控えめ。農民の人数も控えめ。やばい、野宿か。

タクシーはぼったくられるからイヤだし。ってかタクシーすら通ってねぇよ。

その時ふと、あるアイデアが俺の頭をよぎる。





日本でもやり慣れ過ぎてしまったヒッチハイク黄河wwwww




こんなカオスな国でつかまる確率なんて限りなく0%に近いブラック、即死確実やしwww




でも野宿して野良犬に食われて死ぬよりはマシだ。

そして始めたヒッチハイク大作戦。



開始から30分が経過。歩いてバイパスまで出ちゃったよ。

でもここですらタクシー全然通ってないし、通るタクシー全部人乗ってるし。

自転車のおばちゃんもバイクのあんちゃんにも手振ったけど


完・全・無・視。


完全無欠な原人ライフにも不安がよぎる。それを煽るかのような突然の大雨。

じきにアデ○ンスに世話になるであるろうスネオヘアーを傷つけてはいかんと走って雨宿り。

悪運尽きたな。と思いきや、なにやら農道からバイパスへ入ろうと、のらりくらり来る車が!

これを逃したら終わる!とばかりに近寄る俺。満面のこまったさん顔。

『すいません、鄭州の街の方に帰りたいんですが帰る交通手段がないんですよ。

もしかして、都市部に行かれるんでしたら乗せて行ってくれませんか?』

『いいよ。』妙にあっさりw やばい、このまま変なトコ連れてかれてボコされる系だ。

こうなったら身ぐるみ剥がされても、毛ぐるみだけは剥がされないようにせねば。


警戒する俺。そこに『あんた、中国人じゃないよね?日本人??』 

『は、はい。そうです。』

ヤバい。日本人ってバレてるw しかも言ってもうたw 

これは万事休すや。

『俺、実は鄭州人じゃないんだよ。』

え?

『だから道全然わかんなくてさ。何回か地図見るために停車するけど許してね。急いでる?』

『いえ。(あんまし怪しくない。)なんで鄭州来たんですか?』 

『大学通ってる弟に会うためにね。』

自然と会話が弾む。『外国人はいろいろ生活大変でしょ。』

『旅行で来てるなら大学から近いみたいだし、駅まで送ってこうか?』

神だw マジでこの時、号泣しそうになりました。そして彼とアドレス交換をして別れました。

『今度うち泊まりきなよ!』 

『今度北京来たらおごらせて下さい!』

この時俺は思った。こういう人がいる限り、俺の世界平和という夢は捨てちゃいけないって。

そして北京行きのキップを買い、いつも通り24時間営業のマクドナルドへwww

おやすみなさーい。



3日目朝

鄭州から開封へはバスで7元。1時間でいけるという素晴らしさ。

休日の朝だと言うのに農民工は朝も元気。始発のバスもイス取り合戦w

開封のイメージはまさに古都。洛陽やない、開封こそ古都。

全体的にいい感じに田舎でした。

いつも通りバス、ここに来て初登場人力車で各観光場所を回る。


そして、この旅行で気づいたこと。観光地点全部仏教関連じゃんwww

行く場所行く場所参拝参拝サンバイ!三百!!

仏像ばっかり!でも、仏像みーんな顔だけつぶされてるw

洛陽の龍門石窟もそうだったけど、一度古都が占領されたときに敵軍につぶされたそうな。

それにしてもこの徹底した破壊ぶり。ブッチャーもデストロイヤーもさぞかし閉口することでしょう。


最後に原人1人旅の時には忘れちゃいけないイベント、そう。地元民になりきろうツアー。

今回は開封の街角をブラブラしてみました。地元の市場でバナナ買ったり、

(注意:バナナは買う時は天秤とおもりを使って重さをはかりますw)

おじゃ魔女ドレミのパクリTシャツを来て将棋を指すおじさんを観察したりww

いやぁー楽しかった。(俺はなにをしとんねん)


そんで北京へ戻る電車に乗るためにまたバスで鄭州へ。

時間が余ってるため街中でご飯でもと思って食べに行きました。

上半身裸 VS 服しっかり着てる  のストバスを見たり、

謎の韓国料理屋、アリランのたまご麺がうますぎて写真撮ったり、

ちゃっかりゲーセンチェックしてそのクオリティの低さに萎えたりw

タピオカミルクティとソフトクリームの味比べしたりして、

最後の最後でデジカメなくしましたーwww 写真アップしたかった。。。


と言う2日で4都市回るというアグレッシブ原人ツアーですた。 デジカメアディオス。